第8話は前回約束した通り、みつみと聡介の二人で動物園に行く前日、ナオちゃんにコーディネイトの相談をするところから始まりました。
前回が一波乱ありそうな終わり方だっただけに、ちゃんと動物園に行くことができてよかったです。
暑さが厳しい中、パンダを見れて大満足なみつみですが、二人でお出かけってそれはもうデートじゃん!!とはいえ、お互いにそれほど意識しているわけでもなく穏やかな雰囲気で、二人のやりとりは見ていて和みますね。
スキップとローファー 第8話より
©高松美咲・講談社／「スキップとローファー」製作委員会
しかしあまりの暑さにみつみがダウン気味になってしまったため、お見上げを買って早めに切り上げることとなりました。
地元の友人に向けて大量のお見上げを買いつつ、聡介にカップル用のキーホルダーを渡しているみつみには思わず笑ってしまいました。聡介に対する好意を自覚しても、こういう少しズレたところは変わっておらず、そしてこういうところが多くの人を惹きつけるみつみの魅力なんでしょうね。
お土産を買う中で、聡介の家族の話となり、弟がいるとのことだったのですが、どうにも歯切れが悪く、複雑な過程環境を伺わせます。みつみに後押しされ弟へのお土産を買って帰ろうとしたのですが、弟が持っていたぬいぐるみと同じものを見つけ、「弟は来たことあるみたいだからお土産はいらない」とみつみにお土産を渡そうとします。それに対してみつみは「志摩君が買って帰るから意味があるんじゃん」と、そのみつみの純粋な言葉に聡介も思わず笑顔になっていました。
きっとみつみのこういった一つ一つの言葉が聡介を心を救っているんでしょうね。
スキップとローファー 第8話より
©高松美咲・講談社／「スキップとローファー」製作委員会
そして、二人のデートをこっそりつけていたミカとナオちゃんの二人にも、動きがありました。
わずかな会話からミカも聡介のことが好きである事を把握したナオちゃんは、「高スペックな彼氏が欲しいだけ」と強がるミカの本心にも気づいていますが、特に指摘をするでもなく、ただ見守るとうい対応をしました。
こういった少年少女たちの話の中に、彼らを見守ってくれる存在がいるとなんだか安心しますよね。とはいえ、どうやらナオちゃんも今の性格になるまでに色々あったようですし、大人の立場からミカを支えてあげて欲しいです。
スキップとローファー 第8話より
©高松美咲・講談社／「スキップとローファー」製作委員会
Bパートはいわゆる日常回といった様子で、みつみの家での女子会を開催していました。
友達同士、気兼ねなく女子トークに花を咲かせるみつみ達でしたが、夜になり、みつみと聡介の恋バナを聞くのは辛いと、ミカは嘘をついて帰ろうとしました。そこを引き止めたのはやはり頼れる大人のナオちゃん!!動物園の時からミカの事を気にかけているようです。
改めて、声を担当する斎賀みつきさんのハマり役っぷりには脱帽です。女性的でありながらこんなカッコいいナオちゃんを演じられるのはこの人だけでしょう。
スキップとローファー 第8話より
©高松美咲・講談社／「スキップとローファー」製作委員会
ところ変わって、聡介の方は、梨々華に呼び出されていました。どうやら梨々華は子供の頃に聡介にガラの悪い大人達の飲み会に連れられてしまい、それが炎上騒動となった飲酒疑惑に繋がってしまったようです。梨々華はこのことで聡介を恨んでいますが、一方でまた昔のように仲良くなりたいと考えているようで……、聡介の方もこのことは負い目に感じており梨々華に強く出られなず二人の関係も拗れてしまっているようです。
様々なことに無関心だった聡介がみつみとの出会いで変われたように、この二人の関係もみつみをきっかけに良い方向に動いていって欲しいです。
スキップとローファー 第8話より
©高松美咲・講談社／「スキップとローファー」製作委員会
みつみ、せっかくのデートで全力でフクロウのモノマネはどうなんだい？
いやでも、聡介もみつみのこういうところに惹かれているんでしょうか？
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