【アニメ感想】スキップとローファー 第5話「チクチク いそいそ」

アニメ
アニメ「スキップとローファー」第5話より

この記事は、スキップとローファー 第5話「チクチク いそいそ」の感想となります。
ネタバレも含みますので、未視聴の方は注意して閲覧ください。

第5話はクラスマッチにかける学級全体のモチベーションの高さに気圧される美津未から物語が始まりました。
自分も比較的進学校寄りの学校に通っていましたが、ここまでクラス一丸となって打ち込むような雰囲気ではなかったので、都会の学校と田舎の学校でも行事に対する意識の違いがあるんですかね?

スキップとローファー 第5話より
©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

OPが終わると一変して陰キャの気持ちを代弁するかのようにクラスマッチに悪態をつくまこっちゃん。
同じくクラスマッチに乗り気じゃなかった身としてはその気持ちとてもよく分かる……
でも美津未や結月相手にここまで本音をさらけ出せるようなったのは3話で結月に話したようにまこっちゃんなりに変わって行ってるのでしょう。

一方の美津未はやる気はあるものの、運動に自信がないため、バレー経験者のミカの指導を受けることに。こうやって自分の苦手から逃げずに向き合えるのが美津未の良いところですね。
ミカも性格に少しキツイところがあり、打算的な考えはあるものの、ちゃんと練習に付き合ってあげていて、根はいい子なんですよね。彼女なりにも抱えているモヤモヤがあるようで、これから美津未たちとの交流を通してどのように変わっていくかも楽しみです。

スキップとローファー 第5話より
©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

バレーの練習中にミカにぶつかったにも関わらず謝らない上級生に啖呵を切る美津未。
3話でも兼近先輩を撒くために体のいい嘘をついた聡介に対して「そういう嘘はよくないと思う」と注意していましたし、誰かのためを思って言いたいことをちゃんと言うのなかなか難しいのに、美津未はすごいなってしみじみと思いました。

スキップとローファー 第5話より
©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

美津未に対して、自分がイヤな奴を2人覚えている間に、美津未は親切な人を1人覚えられる。と劣等感を感じるミカでしたが、その美津未に努力した自分を受け入れてもらえた事で気持ちに変化が生じます。常に周りと比較してコンプレックスを感じていたミカですが、これから自分を好きになれるように変わっていってほしいと切に願います。

スキップとローファー 第5話より
©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

Bパートではついに開催されたクラスマッチ!!
女子高生がお互いのヘアアレンジをし合うほんわかシーンなのに、まこっちゃんのTシャツが気になり過ぎる!!なんなんだ「週休二日」って、ダサいとかそう言う次元じゃない!!
せっかく結月との距離が近づいているのだから、髪だけでなく服を一緒に買いに行ったりしてほしいですね。

スキップとローファー 第5話より
©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

その後、美津未たちはバスケの試合をしている聡介の応援に行きますが、改めて聡介の女子人気の高さに気圧されてしまい、声をかけることができませんでした。
ずっと友達だと思っていたのに、突然遠くに行ってしまったような気がして、さすがの美津未でも気まずさを感じていましたね。

スキップとローファー 第5話より
©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

ですが兼近先輩に聡介は寂しいだろうなと言われ、自分にとって聡介はどのような存在なのかを改めて考え、バレーの試合にも奮起し、そしてちゃんと聡介を応援しに行こうと決心します。
ミカにも言われていますが、こうやって悩みながらも自分が後悔しない選択をできて、美津未は本当に強い娘だなぁと感じました。

スキップとローファー 第5話より
©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

こうしてちゃんと聡介を応援することができて大団円となったクラスマッチ。
美津未と聡介はまだ友達同士の間柄ながら、確実にその距離は縮まっているようで、これからの2人の関係性やそれを取り巻く人たちの動向にも目が離せません!!

スキップとローファー 第5話より
©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会

Aパート、せっかくいい話で終わりそうなところに、練習から逃げようとするまこっちゃんと無言で引き戻す結月に笑ってしまいました。
この二人の関係性もずっと見ていたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました